バドミントンに興味を持ち、続けたいと思ったらまず「ラケット」の購入を考えますよね。でも、ラケットって色んなメーカーから発売されていて種類も豊富なので、どれを選べば良いかわからない方も多いと思います。そこで、皆さんにラケットを選ぶ基準になる内容をご紹介します。
ラケットには、競技用とレジャー用(遊び用)があります。
ラケットって、ホームセンターとかでも売ってるものがありますよね。「あれって競技で使えるの?」 殆どのものは×です。まず材質ですがスチール・アルミのものが多く、ジョイント部(スロート)に「T字」の接続金物が付いています。さらにガットはボヨンボヨンです。昔々私が遊びでこのラケットを振り回したら、ガットにシャトルが刺さりました💦 更に強く降り抜いたらヘッドが飛んで行きました💦💦💦 危ないのでお勧めしません。競技用のラケットの素材は「カーボン」や「チタン」が主流です。ジョイント部もシャフトと一体型になっています。ガットについては、下記を参考にしてください。

ラケットの材質
前述にもありましたが、競技用のラケットの素材は「カーボン」や「チタン」が使われています。これは軽量化や反発力が良くなることから使用されている事が多くあるようです。昔は木製だったのに、時代の進化ですね。
ラケットの重さ・グリップの太さ
ラケットの重さについてですが、競技用のラケットには「4UG5」等の表記がグリップ上のキャップに記されているものがあります。これはラケットの重さとグリップの太さを表しています。
重さの表記 | 重量 |
5U | 75g~80g |
4U | 80g~85g |
3U | 85g~90g |
2U | 90g~95g |
U | 95g~ |
グリップサイズ | 特徴 |
G6 | 細い。手が小さい方向け。 |
G5 | 標準はこれかな。バランスの良い太さ。 |
G4 | 太い。ブンブン振り回すタイプの方におすすめ。 |
ラケットの重さが軽いと、細かいショットが打ちやすくなります。ラケットが重いとスマッシュ等のパワーショットが有利になります。グラム数では5~20gしか変わらないですが、何千回とスイングすれば、やはり重いラケットは疲れやすいです。
グリップサイズは、G5で太いと感じるのであればG6にしましょう。太くしたい場合はグリップテープを巻いて調整が可能です。こん棒みたいなのが好きな方はG4でも良いです。
標準と言われているサイズは「3UG5」です。初心者の方が選ぶには「4UG5」や「5UG5」も軽くて扱いやすいですが、力が強くなれば物足りなさを感じるかもしれません。
シャフトの硬さ
シャフトって、棒の部分の事です。ここの硬さでシャトルの打感やスピードに影響を与えます。硬いシャフトはしなりが少ないので、正確性のあるショットには不向きです。しかしパワーを必要とするショット「スマッシュ・プッシュ・ドライブ等」には効果的で、力強いショットに効果を発揮します。やわらかいシャフトは逆に操作がし易く、思った所にコントロールできたり、しなりを利用して軽い力で飛距離を伸ばせたりします。初心者の方はには、やわらかいシャフトが扱いやすいと思います。
ガットの強さ(テンション)と太さ
ガットの強さ(テンション)についてですが、硬く張れば打感はよくなります。しかしその分、扱いがしにくくなるデメリットもあります。硬く張ればスイートスポット(シャトルを打つ最も良いとされる所)が小さくなり、ミスショットに繋がったりします。逆に緩く張ればスイートスポットも大きくなり、扱いやすくなります。初心者の方は、柔らかめのテンションにするのが良いと思います。
ラケットには適正テンションが明記されています。その範囲でテンションを決めましょう。20-25と明記されていれば、20ポンド~25ポンドの間という事になります。範囲外でもガットは張れますが、大体のショップ様では補償外となり、折れても交換してくれません。
初心者の方におすすめのラケット
いよいよラケット選びになりますが、バドミントンのメーカーといえば「YONEX」が有名です。他にもGOSENやMIZUNO、リーニン等各社様々なラケットを販売しています。まず紹介するのはYONEXの初心者~中級者までにおすすめラケットです。
管理人が個人的に気に入っている「バボラ」のおすすめラケットはこちら。
とにかく安くて競技に使えるラケット。
その他にも、色んなラケットがあります。自分に合ったものが見つかると良いですね。